2006年10月09日

マレー鉄道の旅〜ケランタン州を一人旅

 Jはテレビ朝日の隠れた人気番組?「世界の車窓から」ビデオ全集を持っている。これは、親しい人なら知っていること。確か、以前「独り言」でも書いたかな。取り立てて鉄道マニアと言うことではないし、必ず番組を観るというわけでも無いけど、あの数分の映像に心が癒されるのである。また、家でビデオを観るのは自分がリラックスしたい時。しかも、今まで一度として最後まで観たことがない。何故かと言えば、観ているうちに(ビデオは60分)癒されて眠ってしまうから(笑)  そして、いつもテレビと同じような旅がしたいと思いながら、今までなかなか機会を作れずにいた。そんな中、たまたま読んだマレーシアの日本人向け情報誌を元に、とうとう「世界の車窓から」を体験することができた。 

 ある日、ひょんな事から3連休が舞い込んできた。ちょうど運悪く?バスケで悩んでいる時だったので、気分的には楽しめる感じでもなかったけど、滅多に無い機会と思って当日決心し旅に出た。⇒9月17日の「独り言」参照。 前日は飲み過ぎで二日酔い状態だったけど、バッグに着換えを詰めて車椅子でアンパンパーク駅まで転がし、LRTプトラ線でKLセントラル駅に。ここはマレー鉄道の中心駅で、各方面への発着駅となっている。情報誌のとおり、ケランタン州コタバル方面行きは18:15発。しかし、乗車率は低いという情報を信じて予約をせずに行くと、寝台席は満席で取る事ができなかった。初の寝台列車を楽しみにしてのだが・・・。やはり事前に予約する方が賢い(苦) と言うことで、購入できたのは一般席でMR15(約450円)。情報誌によると一般席でもMR39だったので、一応確認してみると“障害者割引料金”だとか。そんなのあったのかぁと、意外な事実を知る。それにしても、14時間の旅が450円とは安い。

 ホームで待つこと約1時間。急行エクスプレス・ワウ号がホームに入ってきた。その時の感動とワクワク感は何とも言えなかった。出発まで10分くらいあったので、取れなかった寝台席や食堂室に入って写真を撮影。もうこの辺りからは、そうとう興奮してたな(笑)列車は少し古めだけど日本と変らない感じで、まずまず快適だった。定刻どおり発車した列車は、目的地とは逆方向であるシンガポール方面に向けて走り始める。何と言っても、たった500キロ強の道のりを14時間近くかくて走るのだから、そうとうゆっくり遠回りすることは間違いない。

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KLセントラル駅(地下ホーム)で、列車を待つ間に案内表示板を撮影

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本当はこの場所で快適に旅するはずだった寝台席・・

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マレーシアの夕日を車窓からパチリ!これがたまらなく良かった!

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普通席列車内の様子。車掌は無愛想だが意外と親切だった



 最初のうちは感動に包まれて楽しかったけど、途中からは夜も更けて真っ暗になってしまい爆睡。ガッガンと、列車が止まって気が付くと、折返し地点のゲマス駅に到着していた。ここからケランタン州に向けて北上していくらしい。ようやく3分の1程度走ったことになる。ここで、携帯電話を確認するとシャリファからSMS(ショートメール)が入っていた。 シャリファは数少ないマレーシア人女性の友達。 彼女はケランタン州出身のパワーリフティング選手で、今は旦那さんと子供を置いてバンギでフェスの強化合宿に入っている。ちょうど同じ週末に自宅へ帰っているらしく「遊びに来ない?」との誘いを受けた。急遽下車駅を変更して、シャリファの家を訪ねることに。

 お尻の皮が剥けるくらいシンドくなってきた頃、夜が明けて景色が見えるようになってきた。車窓からの景色を楽しんだのだが、舗装された道は少ないし、牛がたくさん放牧されているしと、随分様が変ったことに気付く。そんなこんこんなでシャリファの住むランタン・パンジャンから一番近い、パシル・マス駅に到着したのは午前8時。慌てて車椅子を担いで下車。当然バリアフリーとは程遠い電車と駅のホーム間隔だったけど、見知らぬ人たちみんなが助けてくれた。とても親切なんだなー、これが。

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パシル・マス駅で14時間も乗ってきた列車を見送る


 駅から電話をすると、シャリファの弟が車で迎えに来てくれるらしい。しかし、仕事の関係もあって1時間以上かるというので、Jは駅の周辺を散策して待つことにした。露店や市場を散策しているうちにお腹が減ってきたので、市場の食堂?で朝食。頼んだのはロティチャナイというナンに似ているパン風の食べ物と、お気に入りのコピ・オ・アイス(アイスコーヒー)両方合わせてMR1.5(約50円)也 


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露店の様子だけど、朝から活気がって楽しかった


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少し離れたところにあった市場の中にある鶏肉屋


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市場の食堂にて朝食タイム



 ところで、車椅子って目立つ目立つ!! 誰も彼もがJに視線を送っていることが分かった。しかも、みんな凄い勢いで話しかけて来る。最初はマレー語で・・・。でも意味が分からず戸惑っていると、片言の英語で「どっから来た?」、「それ(車椅子)幾らするんだ?」など質問攻め。久しぶりに、あの視線を感じた。20年くらい前の自分を鮮明に思い出したね(笑) 

 しばらくすると、ある若い男性に声を掛けられた。「Are you Jimbo?」と。やはり車椅子は目立つらしい(笑) 電話連絡もなしに出会えたのである。さっそく彼の車(1986年式のホンダ車)でシャリファ宅へ向かう。シャリファの家はタイ国境のすぐそば(歩いて行ける距離)だった。到着すると家族みんなでJを迎えてくれた。シャリファの旦那さんは、全く英語を話さない人なんだけど、すごく親切な人柄がにじみ出ていた。また、みんなから“客をもてなそう”という雰囲気が伝わってきて嬉しかった。本当はもう少し居たかったんだけど、旅は始まったばかりなので早々にコタバルへと向かった。


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シャリファ宅で昼食(右からJ、旦那さん、シャリファ、シャリファの友人)


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シャリファの息子は生の人参を、おやつ代わりにかじっていた!可愛いっしょ?



 コタバルへ行くにあたり、シャリファの友人であるタクシードライバーを呼んでもらった。午後の3時から半日観光をしつつコタバルを目指したんだけど、この時間も興味深かった。 と言うのも、ケランタン州はイスラム色が強い場所にも関わらず、タイ国境に近いため仏教寺院が多かったこと。また、貧困街のような場所も多くて、途上国の一面を垣間見れたのも勉強になった。タクシーのドライバーも、仕事中のクセに「お祈りの時間だから・・・」と、知人宅に寄り道する場面もあった(笑)


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トゥンパにある仏教寺院の寝釈迦(東南アジアで最大級とか)


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知人宅にて水で身を清め、お祈りする前のドライバーさん(右が居宅で左がお祈り棟)



 半日観光の末にコタバルに到着。午後の3時から6時過ぎまでチャーターしたタクシー料金も、シャリファの友人という事で「幾らでもいいよ」と。困ったJは何度も聞くんだけど答えは同じなので、「MR50でいい?」って聞くとあっさりOK。通常なら倍くらい払ってもおかしくない時間だった。ラッキー。

 翌日は朝から晩まで8時間近く、殆ど車椅子で街中を散策したんだけど、お目当ての目的地は一つ。それは・・・・、第二次世界大戦の記念館。コタバルって日本軍がマレーシアを侵略す際に、足がかりとして初上陸した場所なんだって。だから、日本とは深い関係がある土地。実は、Jがコタバルに行く事を決めたのも、この記念館に行きたかったから。朝イチで訪れた記念館で、Jは心臓を掴まれるような苦しさを味わった。数々の写真や説明があったんだけど、最後は戦犯である日本の軍人たちが絞首刑になる瞬間の写真。しかも、記念館を出たあと、街で日本語の達者なマレーシア人の老父に出会い、「戦争中は日本軍のお陰で大変辛く苦しい思いをした・・・」と聞かされる。とても複雑な気持ちになった。二度と犯してはいけない過ちだと強く思ったよ。


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第二次世界大戦記念館の外観(内部は撮影禁止)


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外に展示してあった旧日本軍のボート。“ケランタン上陸の際に使われた”とあった



 気を取り直して?後半も車椅子でコタバルの街を散策したんだけど、多分Jは街の有名人になったと思う(笑) だって、街中を車椅子で動き回る人なんて過去に居なかったのでは??と思うくらい視線を感じたから。しかも、階段ばかりの不便な街だけど、地べたに座って車椅子を担いで動き回ったから、かなりたくさんの人に助けてもらったよ。この日も相当数の人に声を掛けられたし、気が付けば、あっという間に夜の7時を過ぎて帰る時間に。


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コタバルで唯一タクシーを使って行ったパンタイ・チンタ・ベラヒビーチ


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セントラルマーケットは活気があった!


 KLへの帰路は夜行バスをチョイス。夜9時にコタバル郊外のターミナルを出発し、約9時間のドライブだったけど、これは2度目なので慣れたもの。バスは席も広いしリ、クライニング幅も大きいので快適だった。それにしても、深夜の1時過ぎに休憩が入るのは良いけど、トイレ休憩だけかと思いきや、食事タイムでJ以外は全員下車。多分40分くらい停車していたと思う。なにも夜中の1時に食事をしなくたって!この国の人は、よほど食べる事が好きらしい(笑)


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コタバル郊外にあるバスターミナル・ランガには車椅子で30分転がして行った


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バスの中から休憩所の食堂を写す(バスの時計は1時22分を指している)


 こんな感じで1泊4日のケランタン旅行は幕を閉じた。この旅で心掛けたのは、なるべく自分の足(車椅子)で回り、少しでも地元民と近い視線で細かい所まで見て回ること。自動車で通り過ぎたら見えない部分や、その土地の匂いを充分感じることが出来たと思う。それと、旅の間は「我ながら面白い経験をたくさんしてるなぁ」と、自分に浸ったね(笑)決してお金では買えない“貴重な経験“が増えていることを自負してる。また、それが自信となり、次へのステップを後押しする力となる。このまま行けるところまで行くつもり。自分らしく生きるために・・・、人生に”後悔“という2文字を残さないために。 よし、かっこ良く締めくくれた!かな?(笑)

 最後に訪ねた主な観光スポットと収支を書きに示そう。

<訪問場所>

コタバル
1)第二次世界大戦記念館
2)ムルデカ広場(マレーシアの独立記念公園)
3)イスラム博物館(イスラム教を伝える碑文や写真を展示)
4)ケランタン州立博物館(州の歴史や工芸品を多数展示)
5)ハンディクラフト博物館(自分に工芸品バティックの土産を買った)
6)パンタイ・チンタ・ベラヒビーチ(夜や週末は賑わうらしいが、平日昼間は閑散)
7)セントラルマーケット(3階建てだが階段なので1階の食料品売り場のみ見学)
8)ナイトマーケット(夕方になると何処からとなく店が出始めてマーケットになる)

トゥンパ
1)ワット・ポティビハン(写真を掲載した寝釈迦がある仏教寺院)
2)ワット・マチラン(大きな座仏像のある仏教寺院)
3)ワット・スワンキリ(ドラゴン像がある仏教寺院)

ランタン・パンジャン
1)タイとの国境にある通関(車でも歩いてでも国境越えは出来るらしい)
2)国境付近のマーケット(タイからの車が多く、品物豊富で安い×2)

<費用内訳>
電車賃
アンパンパーク〜KLセントラル MR2
KLセントラル〜パシル・マス  MR15
電車内の夕食 ミゴレン(焼きそば)&水 MR5
朝食 ロティチャナイ&アイスコーヒー  MR2
タクシー代 3時間強の貸切り      MR50
宿泊代 ホテル ペルダナ1泊      MR136
夕食 中華食堂にてビール2本含      MR30
昼食 マレー系食堂にて          MR6
夕食 フードコートにてマレー食      MR6
入場料 各種記念館等          MR3
絵葉書代 趣味の絵葉書を購入       MR4
切手代 自分と友人に絵葉書を送る    MR3
タクシー代 コタバル街〜ビーチ往復   MR30
スナック代 バス用の水とスナック    MR4
バス代 ランガ〜KLのバスターミナル   MR30
タクシー代 KLバスターミナル〜自宅   MR10
土産代 久しぶりに母と自分へ土産購入  MR100
雑費 乾電池、水、ガム等         MR20 
合計 MR456(約14,000円也) 


−おわり−

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2006年10月01日

2006年10月

2006. 10. 1. Sun
リフレッシュ方法
日曜日の話題は日曜らしく?余暇についての楽しみ方を紹介したい。誰でも元気がるある人と接すれば自分も元気になれるよね? Jもそんな人達と接している時が(一方的に思っている)楽しい。と言うことで、元気が貰える人のHPを訪れる事が、最近のリフレッシュ方法(笑)また、自分とは異なった考えや思想を持って活動されている方も刺激的で○。
 
久しぶりにJTの話題も出そう。6年前、渡米した頃に知り合った「俺最高!」がモットー?のJTは、自分の夢をイメージどおりに実現させている男。メジャーリーグ、サンディエゴパドレスのトレーナーになり、現在はロッテの通訳兼トレーナーをしている彼だが、それも今年限りで辞して新たな挑戦に出るみたい。決してクビになる訳ではなく、自分から出て行くところがカッコイイ(笑)全然守りに入ってない姿がステキ! だって、どこまでも可能性が広がっていくし、ドラマの結末が全く見えてこないんだから。彼の活動を見ていると、常にワクワクする。「次は何をしてくれるんだろう!?」って。
 
  JT ORESAIKO   http://rockyjun.hp.infoseek.co.jp/New_Main.html
  JT斬り        http://rockyjun.269g.net/  
 
それから、もっとマレーシアの事も紹介したいんだけど、実はあまり詳しくないし、時間が無くて手が回らないこともあるから、Jお奨めのサイトを紹介。ひとつはJICAの隊員としてマレーシアで活動する先輩のHP「Terengganu di Malaysia」。特に”任地生活”のページが興味深い。また、2つ目も彼女のサイトのリンクで見つけたんだけど、世界各国で活動するJICA隊員の方が撮影された写真集。これは途上国の様子を写真で知ることができる。また、すごい感動するし癒されるサイト。Jは何度も何度も繰り返し見入った。超お奨めのサイトです。
 
 Terengganu di Malaysia  http://www.geocities.jp/malaymalaychan/
 世界の協力隊から     http://jocv.photo-web.cc/
 
 
 
 

2006. 10. 2. Mon
道連れのはずが・・・
今日は走ったよ!! ラマダンに関係ない中華系の選手からリクエストがあり、夕方一緒に練習する事になった。最近は、Jもバスケ車を貸してることが多かったから、あまり練習できてなかったので好都合。もちろん、基本的には走り込み中心で、4時過ぎから約1時間半みっち走って気分爽快。
 
しかーし、ミーティングの集合時間になっても来ない選手が約一名。後で確認したんだけど、歯が痛くて寝てたらしい。しかも、休む事は誰にも伝えずに・・・。うーーん、これはチームのルール違反を犯しているので、みんなと話し合った結果ペナルティを課すことに。実は走り足りなかったJが、みんなを道連れにしようと考えた事もある(笑)
 
夜の練習でも全員で約1時間、みっちり走ってからボールの練習に移行。しかし、ここからが誤算だった。疲れきった選手はミスを連発。結局その後も罰ランばかりで、今日は2時間ずっと走りっぱなし。もちろんJも一緒に。疲れた・・。本当に疲れた。しかも、「ジンボさん!プッシュプッシュ!」って煽られまくり。コーチをいじめて楽しむな!(苦笑)誰へのペナルティか分かったもんじゃない。
 
そうそう、全然話は違うけど12月の上旬って日本は人権週間なんだよね。最近講演依頼がアチコチから入ってきてるんだけど、当然Jはマレーシアなので引き受ける事はできず、丁重にお断りをしている。あーー、講演とか車椅子バスケの体験講座って、J自身も楽しめるし、たくさんの人と交流が持てるから好きなんだけど、しばらくはマレーシアで出来の悪い選手と一緒に頑張るかぁ。
 
帰国したらJのこと忘れ去られてたりして? 正直、ちょっと不安になる時があるよ(苦笑)でも、それはそれで自分が選んだ道だから、後悔は無いと思っている。
 
   
<追伸>
サイトトップの表紙に「北九州カップ」のリンクを貼って貰いました!Jが参加するわけで無いけど、車椅子バスケの行事は宣伝したいし、もっと多くの人に車椅子バスケに感心を持ってもらいたいのでね。それに、ゴールドくんとの約束でもあったので、ちょっとホッとしてます。是非皆さん、北九州にも足を運んで下さい!!それから、hata3ありがとう!いつも無理言ってゴメンネ。
 
 
 

2006. 10. 3. Tue
マレーシアは好きか?嫌いか?
実は今日、J自身としては非常に凹む出来事(瞬間)があった。具体的には「マレーシアは好きじゃないんでしょ?」って、感じの事を言われた。決して言われた相手を非難している訳じゃない。ただ単純に凹んだだけの話し。確かに「独り言」や「体験記」でも、随分アグレッシブに言いたい放題書いたから、考えれば仕方ないことだと思う。(苦笑)
 
「それで良いのか?」と尋ねられれば、「自分の意思で本心を書いたのだから、良かったと信じている」って答えるしかない。また、それによって不快感を与えてしまった人に対しては、本当に残念としか言いようがない。でも、これだけは書きたいんだけど、好きでも無い場所や、将来に期待や望みが持てない場所なら戻って来ないって!それに、好きか?嫌いか??と尋ねられば、もちろん「好き」と答える。
 
誰かが言ってた言葉。「選択や手法に”best”なんて無いから、より”better”なものを・・・」 必ずしも自分の選択や手法、言動が”better”とは言えないけど、自分の人生だから自分で考えて言動してるよ。また、責任を持つようにもしている。間違いと指摘されれば、聞く耳を持って考えたいし、いつでも"もっと良い方法があるかも知れない"と考えている。
 
言動が厳しくなるのは、そこに期待感があるからこそ。そして、言うだけでなく自分も行動するように心がけている。人生には誤解もあれば、どこまで行っても理解し合えない人がいるかも知れない。それでも、人は何かに向かって、何かを信じて生きていくしかない。
 
 
 
 

2006. 10. 4. Wed
日本は好きか?嫌いか??
来週には一時帰国するんだけど、昨日の練習である選手に「日本に帰れて嬉しい?」って聞かれ、自分なりに考えてたんだけど、正直あまり嬉しいと言う気持ちはないよ。ただ、いち選手として福岡のみんなとバスケが出来るって考えるとワクワクする。
 
マレーシアが好きか?嫌いか??の話しじゃないけど、日本が好きか?と聞かれれば、もちろん”YES”だ。北は北海道から南は沖縄まで、全ての都道府県を制覇したし、アチコチに友人知人もたくさんいるし、何より自分の生まれ育った国だから。
 
再び訪れたい所もたくさんあるけど、その中でも、やはり九州に対する思いは大きい。たった3年しか暮してないのに、こっちにいても九州のことが気になるし、戻りたい思うことも良くある。Limitzのみんなにも会いたいし、交流のあったチームや選手にも会いたい。それに行きつけ?の居酒屋にも行きたいしね(笑)あっ、それから沖縄にも!!
 
今回は九州への上陸は果たせそうに無いけど、神戸でチームのみんなと会えるのは嬉しい。もしかしてホームシック?とか思う人もいるかな(笑)多分、それはないと思う。だって、一年以上親と会わないでも平気なJが、たった3ヶ月間の時点で「九州に帰れなくてホームシック・・・」なんて言ったら、相当の親不孝になるしね(苦笑)
 
 
 
 

2006. 10. 5. Thu

最近密かに意識している70キロ台!実現すれば何と十数年振りの快挙?である。ただ、特別に「ダイエットするぞ!」とか思ってないし、絶食とかして実現したいとも思っていない。適当に食べて適当に運動して、健康を保つ事が一番だからね。
 
でも、毎日気になって体重計に乗ってるんだよ(笑)しかし、常に80キロと81キロの間で全く動かない。ここ2週間くらい「体重計が壊れてるのかなぁ?」って思うくらい変化なし。これも一つの”壁”なのだろうか?(笑)
 
ところで、今日の夜便で岩野さんがKL入りする。Jは昨日までの通知表をつけ終えたし、岩野さんとの打ち合わせに備えて準備は万端。明日から数日間で引継ぎを済ませたら、次は一時帰国へ向けての準備を始める事にしよう。
 
一時帰国したら・・・・、まずは神戸へ愛車でドライブが待ってる。久しぶりに自動車を運転するんだけど、18歳で免許取って以来、2ヶ月以上も運転しなかったことなんて無いと思うから、ちょっと不安もあるよ。もしかして、今の状態はペーパードライバー!?
 
 
 

2006. 10. 6. Fri
久々の再会
今日の午後、KLにあるJICAのマレーシアオフィスに、昨日に来マされた岩野さんが表敬訪問された。Jも事前に情報を聞きつけてたんで、オフィスに顔を出して久しぶりの再会を果たした。
 
確か2002年のゴールドカップ開催中、会場で会ったのが最後だから、実に4年振りの再会。約一時間ほど近況報告をし合って別れた。これからは同僚?として、毎日体育館で顔を合わせることになる。何だか不思議というか面白い展開だね。
 
フェスピックまでの約2ヶ月間、日本人コンビで盛り上げて行きたいと思う。もちろん、結果も残せるように精一杯やっていくつもり。
 
 
 
 
 

2006. 10. 7. Sat
壁2
昨日から岩野さんと合流して練習の指導を開始したけど、Jの感想は、「岩野さん初日から飛ばすなぁ!」って感じ(笑)Jは昨日から選手と同じメニューをこなしてるんだけど、走り込みの練習でも、岩野さんは絶対に手抜き許さない姿勢なので、J自身も走っててキツかったよ。正直、今朝は少し筋肉痛だった(苦笑)
 
選手もよく頑張っていると思うし、まずまずのスタートを切れたんじゃないかな。それから、選手の選考も岩野さんとJの見解が同じだったんで安心した。実はアンさんの意向で、なるべく選手の選考結果は知らせずに引っ張ってるため、まだ選手には伝えてないんだけど、月曜日に発表する事が決まったよ。まあ、これで落ちてしまう選手もいる訳だけど、フェスピックに向けては、より具体的なチーム練習が進められると思う。
 
ところで、一昨日の”壁”だけど、今日の練習から戻って量ってみると79キロ台。しかも、果てしなく79のメモリに近かいところ。このままあと2ヶ月間、選手達と一緒にバスケしたら、あと3、4キロは減るかもな?って思った。でも、本当に良く食べてるし飲んでるから、「もしかして病気かも?」って、心配になるのが中年のサガ?素直に喜べないところが・・・・(苦笑)
  
  
 

2006. 10. 8. Sun
Jが歩けば・・・
最近すごく価値観が近い人や、生き方について大きく共感できる方と知り合う事が多い。これは日本で暮している時に比べると、圧倒的な確率でマレーシアの方が多いように思う。日本で言うところの”世間体”とかに捕らわれ過ぎず、自由な発想や各々の目標に向かって生きている方って感じ。まさに「自分らしく・・」って言葉が似合う人ばかり。
 
ホント嬉しいよね。すごくパワーを得られるし、益々色んな可能性が広がっていくようで、自分自身に対する期待感も大きくなる。出来ない事なんて何もないように思えてくる!!(笑) もちろん、人生には波もあるだろうし、Jの場合凹む事も少なくないんだけど、でも大きな柱はしっかりあるし、見失ってないと思うから。この国に来て、バスケの活動が出来てる事も喜びの一つだけど、それと同じくらい、元気を貰える人と出会って、話して、様々な交流を持てることも大きな喜び。
 
「犬も歩けば棒に当たる」という有名なことわざがある。改めて意味を調べてみると、@動かなければ何も起こらないが、出しゃばって行動すると要らぬ被害を受ける。A動かなければ何も起こらないが、行動する事で何か良い事にぶつかる。だって。もちろん、Jは後者の考えだけを?受け入れて「Jが歩けば素晴らしい人との出会いにつながる」って感じで進んで行こうと思う。
 
今日は日曜日だけど、休みを返上して夜練習がある。今日も気合入れて、みんなで「クルタノ」してこようと思う。たくさんの素敵な方々に出会えて、今の自分にマジ感謝。
 
 

2006. 10. 9. Mon
決断、そして・・・
今夜、とうとうメンバーの発表をした。代表選手から外れたメンバーには、経験もあるし実力的には選ばれて当然?の選手もいた。でも、練習の参加率や起用方法を考えた末に決断。この部分については完全に岩野さんやアンさんとも意見が一致したんで、そういう意味ではスッキリかな。
 
ただ、外れた選手の心情を考えると胸が痛い。発表後は岩野さんが代表選手とのミーティングを持ち、Jが外れた選手のケアをした。今日はマレーシア語を話せるJICAのスタッフにも協力を得て、誤解が無い様に通訳をお願いして話せたことも大きい。幸い、外れた選手は理解を示してくれたし、「これからも練習に来る」と言ってくれた。とりあえずは、ホッとした。
 
そして、超嬉しいことがあった。実は自宅に戻ってから、携帯電話にSMSのメールが入った。送信者は、”やめる君”の彼女から。そこには「(英語の出来ない彼)からメッセージを預かった。まず、代表選手に選んでくれてありがとう。そして、Jのためにもフェスピックでマレーシアにメダルをもたらせるよう頑張りたい!」って。久しぶりに目頭が熱くなった。
 
今のマレーシアチームにメダルは夢のまた夢。でも、そう思うことが大切で、その目標に向かって一生懸命精進する姿勢が大事だから、彼の言葉はJにとって最大級の言葉。一生懸命選手と話し合ったりコーチしてきて良かった。こんな幸福な気持ちになれることなんて、滅多にめいよ。たった2ヵ月半の活動ではあるけど、自分のしてきたことは間違ってなかった!って思えた。
 
そうそう、世界の車窓から・・じゃないけど、今日hata3に「体験記」を更新してもらいました。時間がある時に読んでやって下さい。hata3更新ありがとうね! おーー、って書いている瞬間に「体験記」で紹介した友人のシャリファからもSMSが入って「試合(国体)頑張ってこいよ!」だってさ(笑)今日は嬉しいメールが2通も届いたよ。
 
 
 

2006. 10. 10. Tue
隊員総会
今日と明日の2日間、KL市内でJICAのボランティアに従事する隊員が、一同に会して”隊員総会”なるものが開催されている。内容は各分野で活動する隊員が、代表で5名ほど活動報告をする。また、ほかにも情報交換や交流など盛りだくさんの2日間。Jの知らない分野で活動されている方々の報告は非常に興味深いものがあるしためになる。しかも、まだ知らないマレーシアを知る機会にもなって楽しい。
 
実は明日、最後の報告者がJとなる。皆さんパソコンのパワーポイント等を駆使して分かり易く、興味を引く内容にまとめられているので、ちょっとプレッシャーが大きい。ちなみに、Jはパワーポイントの使い方すら知らないので、基本的には普通の語りが中心(笑)でも、なるべく話に興味を持って貰えるよう組み立てたつもり。もちろん、車椅子バスケの宣伝もしてくる。
 
こういう発表会って、緊張するし何度やっても満足いくように話せないことが多いけど、それでも自分の思いを伝える場所なんで、なるべくチャンスは引き受けるようにしている。また、自分を追い込んでドキドキしながら発表するのが快感だったりも・・。あっ、やっぱりMだ!(笑)
 
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活動報告の様子
 
   
 

2006. 10. 11. Wed
ひと段落
 
予定通り隊員総会の報告も無事終わったし、今日は心おきなくお酒が飲めるかな(笑)なんだかバタバタしている感はあるけど、毎日充実であっという間に過ぎていく感覚はいつも同じかな。
 
   
 
 

2006. 10. 13. Fri
現実、そして・・・
現実1。昨日の早朝、日本へ戻ってきたんだけど、結構暑いし寒い!?(笑)何だかマレーシアの空気とは全然違うっていうか・・。日中は暑いくらいなんだけど、乾燥しているし朝晩は涼しいから体調崩しそう。実は既に喉が痛いし風邪気味デス。季節の変わり目がはっきり肌で感じれるのは日本の特徴だね。
 
現実2。昨日一日で3万円近く使ったんだけど、改めて日本の物価高に呆然。ハイオクガソリンが1リッター155円。神戸まで来るのに1万円以上掛かかった計算になる。それ以上に改めて驚いたのが高速料金!千葉から東京周辺を回り、神戸まで来るのに使った高速料金も1万円弱!!しかも、身障料金で半額になっての金額で。よくマレーシアの経済&通貨格差は、日本の3分の1程度と言うけど、物価はもっと開きがあると思う。支払いの際、全てリンギットで計算しては「マジかよー!」って、一人で呟いているよ(苦笑)
 
現実3。やっぱり日本人はさすがと言うか、動きが早いし正確だなーって思うことが多々ある。特に国体のようなイベントに関しても、かなり組織的にそつなく動いてるし、こちらの要望はすぐに反映される。バスも時間通り(余裕を持って)来て選手団を待っているし、会場内の運営はいたってスムーズで文句のつけようがない。これは日本の凄いところだと関心。
 
現実4。やっぱりバスケの質も高いかな(笑)日々、マレーシアの選手に言っている事が全てクリアされているので、練習や試合をしていてもストレスを感じずに済む。Limitzの選手はプレー歴3年未満の選手が多いんだけど、レベルアップのスピードも早いし、「上手いなー」って感心。まあ、そういう部分で伝えれる事が沢山あるからこそ、Jがマレーシアに指導者として来るチャンスを得た訳だし、遣り甲斐も感じてるんだけど(笑)  
 
   
 

2006. 10. 14. Sat
ひとつの区切り
残念ながら、一回戦敗退という結果を報告することになった。最初は大量リードを奪う展開だったにも関わらず、中盤で追いつかれ逆転を許す試合内容に、少々悔いを残す結果となった。でも、バスケは一人じゃ出来ないし、チームプレーの楽しさや難しさを充分堪能した。
 
たかが国体、されど国体。実は今大会、一時帰国してでも出場したい理由があった。それは、九州(Limitz)として、最後の大会及び試合になると思っていたから。だから、どうしても最後にみんなで試合がしたかった。福岡県チームで出場し、心からバスケを楽しんで、色んな想い出をかみ締めてプレーして、出来れば上位入賞を果たしたかった・・。
 
結果は、結果として受け止めたい。せっかくマレーシアから帰国して出場したのに、一回戦敗退とは少し情けない気持ちにもなるが、これでひとつの区切りを付けることが出来た。一時帰国までして参加した意義はあると思う。また、個人的な感想としては、久しぶりに心地良い緊張感の中でプレーできたし楽しめた。
 
Jの福岡に対する思い入れは大きい。でも、初めから3年という期間を決めていたのも事実。もちろん、みんなにも伝えていた事。いつまでもダラダラ続けても変われないから、Limitを決めて活動をしてきた。残念ながら「全国上位」の目標は叶わなかった。しかし、3年でこんなに大きく成長できるということも体現できた。特に若手の成長は著しいものがあったと思う。
 
これからの進路は未定なんだけど、次のステップに進むために区切りをつけた。それを良く思わない人もいるのは確か。「逃げだ!」と言われたこともある(苦)でも、最初から自分で決めてたことだから、決して逃げなんかじゃない。自分自身に対する挑戦も続くし、出来る限りのことをしているという自負もある。自信を持って言えることは、福岡県もLimitzも大好きだし、これまで一緒に活動してきてくれた、みんなに対しての感謝。
 
   
 

2006. 10. 16. Mon
大会終了
今日は午前中に3決と決勝戦があり、午後からは閉会式があったんだけど、イマイチ風邪の調子が良くないのと、車の調子も良くないのでホテルに残って休養した。やっぱり少し疲れてたのかなー? なんせ、7時間も飛行で移動した後、すぐに電車で2時間、更に車で約10時間走り続けたんだから。しかも、その間の睡眠時間は約3時間。そんでもって、日本は寒暖の差が激しい季節の変わり目。悪条件が全部揃ってる感じ(苦笑)
 
でも、薬飲んでゆっくり休んだらだいぶ楽にはなった。車の方も昨日からエンジンが掛からない状態で、今日修理屋さんに来てもら予定だったけど、今朝調子を確認しようと試してみたら掛かった!一応、エンジン掛ける前に愛車のゴル夫(フォルクスワーゲン・ゴルフ)に、症状の確認をすべく優しい言葉を掛けたんだけど、それが良かったのかも?(笑)
 
ところで、今大会の優勝は仙台市がぶっちぎりで優勝したとの報告を受けた。また、準優勝は地元神戸市で、3位に東京都だって。久しぶりにアチコチの選手と会って話すこともできたし、色んな方との交流も持てたんで楽しかった。本当はもっと試合がしたかったけど、これは次の帰国時までお預けか。
 
 

2006. 10. 21. Sat
次なるステージに向かって
人生には幾つもの分岐点がある。そして、人生には決断の時がある。また、決断にはリスクを伴い、その決断が人生を左右する。Jの人生における目標は、ハイリスク・ハイリターン。まだ守りに入るのは早いし、どんどん上を向いて進んでいくよ!結果の良し悪しは別として、それが人生の醍醐味。また、どんなに転んでも落ちても、振り出しに戻るだけなら這い上がれる。
 
日本に帰っての10日間は、その人生の分岐点が凝縮された時間だった。こんなにハッキリと分かる分岐点&決断の時は多くない。バスケ、仕事、そして恋愛感についてもね。全てにおいて激動の10日間。帰国当初から体調不良に見舞われたけど、それでもかなり精力的に動いたと思う。この一時帰国は単なる”国体参加”でなく、そうとう有意義な時間となったことは間違いない。
 
でも、日本は寒いからそろそろマレーシアに戻りたいかな(笑)週明けには申請中の旅券も出来上がってくるから、再びマレーシアでの活動が始まる。まずは、帰国の翌日に控えたイラン遠征。選手の起用方法を考えながら、毎日パソコンとにらめっこしてるけどワクワクしてくる。11月の「体験記」はイラン遠征に決まりかな。貴重な体験&経験を、Js-pageで紹介したいと思うよ。
 
 
 

2006. 10. 23. Mon
モグリ・・?
Jは友人・知人の間で、あまり漫画を読まないしゲーム(テレビゲーム、ポケットゲーム、ゲームセンターなど全て)をしないことで知られている。また、ギャンブル系は全て興味が無く、宝くじでさえ買うのは5年に一回くらい(笑)何でかな?自分でも良く分からないんだけど興味がない。
 
でも、バスケマンなら「スラムダンク」くらい読んでるだろ!?って、良く言われるんだけど、実は読んだ事がない。正確に言えば床屋さんや喫茶店で9巻くらいまで読んだような記憶がある・・・(苦笑)でも、今読んでるよ。ネットカフェで一気に21巻まできた。今日は最後まで読むぞ!”モグリ”と言われないように。って言うか遅すぎか(苦)
 
巷では”人生のバイブル”とも言われている、スラムダンクは漫画の域を超えてるドラマって実感してた。さすが井上先生。脱帽。スラムダンクが終ったらリアルも読みます!
 
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一気に読み終えたけど、最後の方で泣きそうになった。ジーンとこみ上げてくるものがある。最終ページのセリフ「大好きなバスケットが待っているから」何の変哲も無い普通の言葉だけど、Jは心の中で「俺もだ!」って思った。素晴らしい作品だね。 ところで、最後まで漫画を読んだの課長島耕作以来かも知れない(笑)
 
 
 

2006. 10. 27. Fri
世界を又にかけるJ!
いやーーー、ヤバイ。25日の19時頃にKLへ戻ったんだけど、23時にイラン遠征でKL集合だって!たった4時間・・イヤ実質は3時間程度しかない!! ってことで、空港で捕まらなかったタクシーを諦め、電車を使って市内まで戻った。部屋でシャワーを浴びて荷物を詰め替え再び空港へ。そして、イランへ向けてGO−−−だって。今回ばかりは時間的にもヒヤヒヤするシーンがあったし、かなり滅入ったよ(苦)
 
昨日の晩、無事イランに到着したんだけど、これがまたハプニングの連続で疲れた・・・。是非、11月の体験記は期待して欲しいかな(苦笑) 今日は休養と時差ボケ回避ってことで夕方までフリーに。でも、練習はしたいんで、夕方から体育館に行って選手の状態をチェックしてくる。それに、Jも身体動かしたいんで一緒にひと汗かいてくる。
 
そう言えば・・・、10年程前にイラン遠征をした仲間から聞いてた、清涼飲料水「ピピザブザブ」がない・・・・(涙)コーラもどきの飲み物らしいんだけど、Jは今回の遠征で飲めるのを楽しみにしていた。でも、誰に聞いても「そんな飲み物はないよ」だって。どういうこと!?残念。
 
   
 

2006. 10. 28. Sat
イランの物価は・・
昨日と今日、練習を見ながら選手の調子を見ているんだけど、驚くことに3ヶ月前に戻ってしまっている!実はラマダンが終わりに近づく先週の20日から休みに突入したらしい。で、この一週間は全く練習せずに食べて寝るだけの生活をしてたとか。これには正直言って参った。走らせても身体が重そうで遅いし、練習でやったことも忘れている奴が多い。まあ、1週間の休みはイスラム系の国全てなので、今回来る全てのチームが同じような状態である事を祈るしかない(苦笑)ちなみに、今回の参加チームはイランがA、B、Cと3チーム。そのほかにイラク、UAE、クエート、アルメニア、マレーシアの8チーム。
 
日本では北九州カップで盛り上っているみたいね。何人かの友人知人からメールで報告を受けたけど、ホークスでさえ太刀打ちできない外国のクラブチームってのを見たいね。それに、九州チームは一回戦を勝って駒を進めたらしいし、とても気になる試合がたくさんあるけど、観戦(参加)することが出来す残念。でも、イランで貴重な経験が出来ると思って、コーチとして2度目の国際大会に挑んでくる。
 
あっ、それから見つけた“ピピザブザブ“!正確には”ppi zam zam“(ピピザムザム)だったけどね(笑)Jの聞き方が悪かったのかな?昨日スーパーで買い物中、偶然発見して早速購入。1.5ℓ入りのペットボトルでRL4,000(約55円)ちなみに、味はオリジナルのコーラに近く、意外と美味しく飲めた。
 
イランの通貨と物価なんだけど、お金を両替したらUS1$=RL9,100だったので、日本円をUS1$が125円とすると、RL1は約0.01375円となる。しかも、イランで一番大きな紙幣がRL20,000(約275円)ってことで、やたらと通過価値が低いというか、ちょっとスーパーで買い物しても、すぐ数万リアルになってしまう。なんか変な感じ。凄くお金を使った気がするけど、実際には数百円?みたいな(笑)
 
ところで、J恒例の物価チェックだけど、基本的にイランの物価は非常に安くて、多分マレーシアよりも更に低い感じ。ちなみに数日間過ごす限り、イラン(中東)ではあまり西側(特にアメリカ)の商品や文化が入ってこない(入れないようにしている?)感じ。それでも世界のCoca-Colaは浸透しており、500oℓのコーラでRL2、600(約35円)だった。また、日本やマレーシアのように、物が溢れているって感じじゃないので、スーパーでの買い物も選ぶ楽しみが少ないかも。
 
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写真左 ついにみつけたピピザムザム!
写真右 街の八百屋さんだけど、品数が少ないでしょ?
 
 

2006. 10. 29. Sun
イランのどこ・・
今、Jがイランにいることは既に「独り言」でも書いているけど、ではイランのどこか?と言うとイスファハン(ISFAHAN)っていう街。JICAイラン事務所の方から聞いた情報だと“イランの京都”ってことだけど、国が違うとイメージが違うから・・(苦笑)でも確かにきれいな町並みだし、JICAイランのスタッフやホテルの人に聞いたら「イランで一番美しい街」とか、「イランで一番の観光地」などという回答が帰ってきた。
 
それにしても、マレーシアといいイランといい、大会等の運営体制は厳しいものがある。例えば、大会前日の全体会議でも試合の予定や練習時間の割り振りができてないし、出場国もキャンセルがあるかも知れないとのことで、全てが当日の状況次第で変るらしい。日本のような完璧な運営体制を望む事自体に無理があると思うけど、時間に振り回されると、それだけで疲れるし気が滅入るよね(苦)早速今日も練習時間が1時間早くなり、慌てて準備してジムに向かったよ。
 
今夜8時から第一試合となるイラン戦がある。日本との時差はマイナス5時間半ということで、日本時間だと30日の午前1時半が試合開始かな。イランは全日本とも接戦をするチームなんで、マレーシアは厳しい試合が予想されるけど、選手達には「最後まで自分達のプレーをする事!」と「最後まで諦めずにチャレンジする気持ちを貫く事!」と言う、二つの約束事を交わした。しっかり見届けてきたいと思う。
 
写真左 ホテル近くの川と川沿いの公園は美しいデス!
写真右 イランの交通マナーはマレーシア以上に悪いよ・・・
 
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2006. 10. 30. Mon
惨敗・・?
昨晩の試合は75−22という大敗で終った。しかし、昨日の試合を見ている限り、決して悪い事ばかりではなかった。と言うより、9月のタイ遠征では100点ゲームをされたチームに良く善戦したという感覚。全員ではないにしても、Jとの約束を果たすべく?声を出して最後まで一生懸命プレーしていた選手が見えたし、チャレンジしていると思えるシーンも多々見受けられた。
 
それにしてもシュートが入らない(苦)全くのノーマークで簡単なシュートを20本以上落としてくれたかな。まあ、これではどんな試合でも勝てるような試合運びは出来ない。この半分でも決めてくれれば、昨日もかなり試合らしくなっていたはずなんだけど・・。こればかりは今すぐ簡単に解決する方法なんてないから、選手達には「もっともっとシュート練習しよう!」って言った。
 
嬉しかったのは、試合後に涙を流しているヤツがいたこと。彼は一時「バスケをやめる!」とチームを飛び出していった“やめる君“なんだけど、彼が一番声を出して必死にボールを追いかけ、シュートを落とす度に自分を叱咤してた。そんな彼が試合後に「もっとシュート上手くなりたい・・」って言ってきた。Jは「帰ったら一緒に練習しよう!」って言った。なんか、今すごくバスケがしたい気分。彼が上達していく様子を近くで見ていたいと思う。
 
マレーシアチームは若い。彼もバスケを始めて1年未満だし、他の選手も殆どが3年未満というバスケ歴。しかも、平均年齢は20代前半ときている。今の状況や結果は決して“惨敗“なんかじゃなく、”善戦“していると評価するべきと思う。試合後、そんな事を考えていると、ある人が声を掛けてきて「マレーシアチームは若いからミスも多かったけど、才能のある選手もいるから、きっと将来強いチームになるよ!」と。もしかすると、彼は大敗したマレーシアに対して、慰めや気休めで言ったのかも知れない。でも、Jは自分自身の考えも彼の言葉も素直に信じたい。だって、自分が真剣に一生懸命育てている選手達だから。
  
 
写真左 ホテル近くのお店に行くと試合の様子がテレビ放映されていた!
写真中 大会会場に向かうバスの中で記念撮影
写真右 試合会場の様子は、こじんまりとしているけど熱気があった
 
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2006. 10. 31. Tue
緊張を楽しめたら・・
昨日も一昨日と同様の内容で敗退。J自身も悔しいけど、選手たちが一番世界との壁を感じて苦しんでいるはず。何人かの選手は完全に自信を喪失している感じで、常にパスやシュートの際に恐れている雰囲気が伝わってくる。また、それ故にミスを連発するという悪循環。この状況を打破するにはどうしたものか・・・。緊張感や強いチームとの対戦を楽しんでプレーできればいいんだけど、なかなか難しいよね。
 
で、昨晩イラクチームのスタッフと交渉して、今日は午前中に合同練習を試みた。自分達より大きな選手たちに囲まれてプレーすることに慣れて欲しいという思いからだけど、最後の練習試合は昨日までと少し違って、得点力も上がっていたしミスも減っていたことが救い。今夜は8時からUAE戦。勝てば明日も試合が出来るけど、負ければ順位決定戦に回るので明日はオフとなる。あるスタッフは「明日がオフになれば、みんなで観光に行ける」などと冷やかし交じりで言っているが、Jはマジで悔しいし絶対に勝ちたい!明日こそは、心から良い結果報告が出来るよう、本日の試合に挑んでくる。
 
ことろで・・・・、イランって国は夫婦でも隣同士で試合を観戦しないらしい。観客席は常に通路を挟んで男性人と女性人できれいに分かれている。しかも、殆どの女性は黒っぽい布を巻いているし、男性も茶色とかグレー系の服ばかりで、全体的に暗い雰囲気が漂う。でも、その割にはスポーツ観戦が好きなようで、太鼓や笛を鳴らして賑やかに応援するんだけど、何だか妙な感じ。そうそう、昨日の開会式ではパフォーマンスショーがあったんだけど、タイの時とは違って綺麗な女性が登場することは無かった。ちなみに、写真下のような男性&男児によるアクロバットショー。この辺もイスラムっぽいかな?
 
写真左 開会式の様子
写真右 開会式でのパフォーマンスショー
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posted by J's Page at 00:00| J's体験記